私は、ファッションで詩を書いているかもしれない ある人について、 「人の愛し方にセンスのある人」と言ってみて、 そうだと思ったが、 ”人”が何かも ”愛”が何かも ”愛”と”愛する”の”愛”が同じなのかどうかも ”センス”が何たるかも カタカナが一体何なのかも 分からないで ただ、誰かのことを、 「人の愛し方にセンスのある人」 とか言ってみて、 それがしっくりくる気がしたから それがなんだかイイ感じだったから その”洋”服が似合う気がしたから それを選んだ自分をいいじゃんと思ったから それで満足しかけたのでした、 否! ”ファッション”が何かも ”詩”が何かも分からぬうちに 書き始めるんじゃない! そう思いましたが、 書かずにはおれないのでした ただ 分からないことを分からないままに その言葉の羅列を良いと思っています というだけの慣習と広告のハリボテを 自分が触れてきたもののどうしようもなさを 露呈しているより他 ないのでした