凪ぐ君へ

一緒に生きよう
は誓いじゃなくて
事実です

あなたがくれた金平糖は
「忘れな草」色なのでもなく
「忘れな草」味なのでもなく
ただ 忘れな草

忘れないよ
君がここにいたこと
君のうしろの窓から光が
優しい金の縁取りをして
肌の焼ける匂いあわかに
ブルーに変わっていく時間

君のはねた髪先の光の一点と
君の鼻に置かれた眼鏡の丸み
それくらいしか覚えてないけど

それでもちゃんと
忘れないから