肉と音から失礼します

壊れそうだな
肉と音が繋ぎ止めて
あとはなんにもないみたい

どこにもつれていかないで
あなたはわたしの世界のよすが

どこかで聞いた言葉を吐いて
どこかにいそうな声を出し
どこかで見たような身体を纏って
誰かが作った哲学みたいな知識でまわしているのよ
これを

反抗してみたってそれは反抗でしかなく
こういうもののどこであなたに触ればいいのか
どんな声でどんな身体をしてどんな言葉でどんな規則で

なにを借りてもどう纏っても怖くて怖くて
壊れそうなの
わかるかな
なんにもないみたいな気がするの
多分 なんにもないと思うの

生きていてよとか死んじゃだめとか
こんなもので狂ってるけど

どうかわたしをひとりにしないで
お願い
なにかをわたしと思っていて