ずうっとこのくらいの夕方が続けばいいのに 束の間の深い昼寝から覚めれば朝かと思うほどの 静けさに鳥の鳴く声がなにを告げるでもなく浸みてきて これから暑くなっても寒くなってもいいと思える これから明るくなっても暗くなってもいいと思える 開け放した窓の下に大の字で寝そべってみて なんとなく狭くもなく広くもない空を見上げて さみしくもなくしつこくもない風の音を聴いたりして 向こうで一日中点いているスタンドライトの薄黄色にごまかされつつ さてこれから来るのは夜なのか朝なのかと ためしに待ってみるような気持ちで微睡んでいる こんな夕方が ずうっと続く夢をみたいようなみたくないような そんな夕方