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 無性に書きたくなった。

 ずっと、怖い。自分の作り出したものを世間様が見る、それで、私の価値が決まってしまう気がする。

 これなら大丈夫かな、と思えるものを投稿してみる。しばらくして見ると、随分気取っていることが分かる。進行していく心地良い嘘つきが、気持ち悪くて遠ざける。

 なんでみんなそんなに気軽に自己発信してしまえるんだろう。羨ましいような、妬ましいような、そんな醜い気持ちがひそひそ話。

 白洲正子が、

「若いうちは色々の失敗をしてみるのもいいと思います。恥をかくことがこわいようでは何も実行出来ません。なんにも覚えはしません。」

と書いているのにぎくりとして、どこまでが若いうちというのか、とひやひやしながら、もっと書いてみたいと思いました。

 リンクに使った「Tread carefully」 ありきたりな言葉ですが、「君が生きた証」(英名 Rudderless)という映画の作中歌「Sing Along」の歌詞から抜粋しました。主演のビリー・クラダップが歌いあげるこの言葉は、世界中で使われているであろう「Tread carefully」の中で、私がいちばん好きな光を放っていると思うのです。